この地球上に人類の祖先が住み始めて約２００万年、繁栄と発展を続け、今や私達人類は環境問題を深刻に考えなければならないところまできてしまったことに誰しも気づき始めました。限りない科学技術の可能性を求めて挑戦することと、自然を畏怖し、私達の住む地球・・・偉大なる大地を守ることとの共存・調和を追求することが、今住んでいる私達に与えたれた重要な使命です。

戦後間もなく、食糧増産や治水土木が急務であった時代、当社は精密機器を得意分野として主に農林水産省、気象庁、建設省関係の若い研究者達と連携して、自記水位計・量水計・蒸発散計・風向風速計等、農業土木関連の計測機器の開発に力を発揮してきました。その後、高度経済成長期が終わり、声高に環境問題が提唱されるようになると、その技術が環境関連の計測や研究にも応用されるようになり、民間の大手建設会社の研究所や建設コンサルタントなどからも引き合いをいただき、実績を重ねてきました。

現在は、計測技術の分野でも進歩は早く、急速にデジタル化が進み、海外からも安くて良いものがどんどん入ってきます。また、コンピュータ技術や通信技術も発達し、遠隔モニタリング、データのクラウド化、IoT（Internet of Things）など、現場に行かなくても事務所や研究室でデータの取得が可能、さらにはセンサの制御ができる時代になってきました。当社は最新の情報と技術で、主に「水と土」を相手にした研究や計測に対してテーマに合った最適なものを提案しております。また、今までの豊富な経験を活かして”現場で使いやすい”をモットーにお手伝いしております。

これからも大規模な実験装置から小型の計測器、またその制御・収録ソフトウェアおよび遠隔モニタリング、IoT（Internet of Things）まで、豊富な経験を通して蓄積したノウハウを提供させていただきます。同時に新しいものを開発していく情熱を持ち続けることも、私達の住む地球環境を守るために、少しでもお役に立てることだと信じております。